先ほど、たまたま見ていた世界遺産の番組で「恐怖の世界遺産」という特集?をやっていて、そこで『怖い絵』という本を出版されている方がコメンテーターにいたのですが、そこでのコメントに「未知が何より恐ろしい」というような事を仰っていた。(うろ覚えだけど大体そんな感じ)
そのコメントには思わず頷いていました。
自分も、Ibの恐怖ギミックを作る時に人が怖れる物・事を色々と考えてみたのですが、その中で最終的に一番怖いだろうなと思ったのが「未知」でした。
ゲーム中にもその事を書いた本を置いた気がする・・・どこだっけ。
とにかく、この世の数ある恐怖の中で「未知」だけが、対策もとれないしどうなるかわからないし、何より慣れる事ができないというのが一番怖い。
でも、知ってしまうと怖くなくなる。慣れてくる。
頂いた感想の中に、ゲームの根本に関する謎について聞かれる事があるのですが、先ほどの理由により、そういった質問には答えないようにしています。
恐怖の根源となる部分、そこを説明した時点で、ゲームの魅力はものすごく下がると思います。
「ホラー」を扱うゲームだと特に。
・・・しかし、恐怖を娯楽として楽しむのって人間だけじゃないでしょうか?
そういう意味ではやっぱり人間が一番恐ろしいのかも。
とりあえず、さっきの「恐怖の世界遺産」で怖かったのは骸骨の教会です。
本能的に恐怖を感じましたね。